与那国島:その1です。

 2011(平成23)年7月4日に、ついについについに見えた見えた見えた、台湾!

 日が沈む前は雲が多くて「今回もダメだなこりゃ。」と思いつつ、一応三脚などのセッティングをしていたら、
どうも雲の形じゃないものが見えてきて、台湾が確認できた。

 与那国島に通って2011年で約12年、やっとやっとやっと見ることができました(嬉涙)。
 今回は台湾の一部だけが見えたけど、今度は台湾全景が「どぉ〜ん」と見える写真を撮りたいね。

 台湾を撮影している俺のそばにいた観光客が、慌てふためいている俺を見て「あれって台湾ですかぁ〜?」って
呑気に聞いてきたけど、そういう質問できるビギナーズラックの人たちが羨ましいよ…。
 ったく、こっちがどれだけ感動して涙しているか…。
 
 
(おまけ)
石垣発与那国行きRAC741便から。
離陸後の上昇中すぐ、
山並みがハッキリ見えてきたので驚いた。

竹富島上空ぐらいから見えていたが、
この写真は西表島西端付近の上空にて。
西表島の上空の時点でこれだけハッキリ
見えたので、与那国島からはさぞかし
よく見えるだろう、と
久部良での撮影に気がせいたが、
いざ着いてみたら、全く見えなかった…。
←の写真から数分後。 俺は毎回、与那国島で必要な物資や
ダイビング器材をゆうパックで前もって
発送しており、このときも同じだった。

最近は飛行機に載せられる品物が
厳しくなっており、俺としてもトラブルは
避けたいので、ゆうパックのラベル
には中身を詳しく書いている。

発送後、何気なく追跡サービスで
確認したら↑の状態になり焦った。

発送した郵便局に慌てて連絡すると、
原因は、ホースを1stへの脱着に
使うモンキースパナを「工具」と
大雑把に書いたことらしかった。
モンキースパナ1個と書くべきだった。

結局、新東京郵便局で箱を開けて
中を確認してもらい、無事に飛行機に
載せてもらえたが、郵便局との電話の
タイミングによっては、連絡が遅くなり
船便になっていたかもしれず、
危ないところだった。

今回は、テープで封をした段ボール箱
だったのでよかったが、これが
鍵をかけたスーツケースだったりしたら
多分中身の確認ができず、
船便になってしまったと思う。

船便だと、東京〜那覇、那覇〜石垣、
石垣〜与那国と3便も乗り継ぐ上、
与那国へは週に2便だけなんだから、
俺が与那国を後にしてから、
ゆうパックが寂しく届くところだった。

YDSのウェブサイトにも「発送は
余裕をもってね」と書いてあるが、
自分に関わるとは思わなかった。
 
 
東崎。
北から南方向を撮影。
ダンヌ浜。
南から北方向を撮影。
北西から南東方向を撮影。
与那国発石垣行きJTA962便から。
 
久部良港と西崎。
北から南方向を撮影。
宇良部岳と祖納の集落。
北から南方向を撮影。
祖納のナンタ浜。
 
比川浜と比川集落。
北西から南東方向を撮影。
 
空港近くの海。 立神岩上空。
与那国発石垣行きJTA962便から。
 
与那国島への玄関口となる、石垣島の福山海運のフェリー乗り場。

離島桟橋からすぐ近くに見えるのだが、たどり着くまでに港をグルリと15分ほど歩くことになる。
 
約4時間の航海で、いよいよ見えてきた国境の島。

フェリーよなくに(「よなぐに」じゃないよ。)から。
最西端をさらに西から望む。

与那国行きのフェリーから。

このお陰で、「日本最西端の地」へ行く前に、既にそこより西を通ってしまった。

何となく納得いかない…。
 
久部良(くぶら)港に着岸するフェリーよなくに。 フェリーのケツから出てくるクルマ。 久部良港に停泊中。
 
与那国島へ向かうフェリーをJTA961便が追い越す。 航行中。
JTA962便から。
航行中をYDS号が追い抜く。 半水面で撮ったが、水の透明度が低いので、何が何だか分からない写真になってしまった…。
 
久部良港に停泊中。
 
にっぽんの西の端、西崎。

この日は台湾が見られなかった。

九州沖縄サミットが近かったので、各国の国旗がはためいていた。

2000/07
 
この日も最後は夕日が雲に隠れてしまった。

もちろん台湾も見えなかった。

2002/07
台湾に沈んだか!
と思ったが、雲に沈んだ…。

2003/07
結構綺麗な夕日だったが…、やっぱり雲に沈んだ。

2004/07
夕日は全くダメ。

2007/07
この日もお話にならない。

ま、台風の影響で雲が多かったが、襲われなかっただけよしとするか…。

閉じこめられたりした日にゃ目も当てられないからね。

2008/07
 
   
雲に沈んでがっかり。

でも、次の日にはこのページ冒頭の感動が待っていた。

2011/07
 
   
 
闘牛場 のんびりしていておとなしい与那国馬。 日本最西端へ、GO! 花酒やさんの1つ。「与那国」の醸造元の崎元酒造所。

2014/07現在この場所にはありません。
西崎から台湾方向。 2005/07の台風5号が来ている中「観光」した。

潜れないけどレンタカーは借りられたんだもん。

無茶苦茶な荒れようだった。これでもまだ台風の最接近には1日ぐらいの時間があるんだよ。
 
 
祖納にある、与那国郵便局。

風景印もあるよ。
与那国郵便局久部良(くぶら)分室。

町の施設の一角に入っている。

看板には「日本最西端の郵便局」の文字がある。

風景印はないが、消印には与那国の文字の下に小さく「久部良」と入る。
 
←の2年後。久部良分室は立派な建物になって独立していた。 よく見ないと分からない表示板。

ボロボロ…。

2000/07。
←2005/07にはきれいになっていた。 島は結構坂道が多いので、晴れていればバイクが1番効率がいい。

与那国ホンダでは電話すれば、宿まで届けてくれる。
 
そのまんまの路線名。 電柱が物干場。

濡れたTシャツも、強い日差しならものの30分もあれば乾く。
不思議な食感のきなこもちアイス。

よしまる荘近くのまちぐゎで60円(実は泡盛を買ったらオマケでくれた。)。2005/07には70円になっていた。
2012/07には90円になっていた。
2014/07には100円になっていた。
2016/07も100円。
2018/07は、他のまちぐゎで90円。
 
アヤミハビル館。
ヨナグニサンの資料館のようなもの。
←臨時休業だった(涙)。 ↑の店は祖納にある。
 
まちぐゎで売っていた「あずきパン」。

考えてみりゃ「あんぱん」だよ。

石垣島のベーカリー製。

袋の左上に「Cake」と書かれているのがオシャレじゃん。
久部良にて。 カジキを仕留めた漁船が久部良港に帰ってきた。

魚が大きいと船に積めないので引きずってくる。
チェーンブロックで持ち上げて… 市場に持ってくる。

キロ当たり600〜800円ぐらいが漁師に入るらしい。

喰って旨いのは100kgぐらいのものとのことだった。

でかいほどいいというものではないのね。

ダイビング船の出航時間が迫っていため、このカジキの重さを量るところまではいられなかった。

コイツの大きさは2mぐらいか…。
 
すぐ傷むため、さっさと解体される。

一晩氷水で寝かせて翌日セリにかけるらしい。
 
台風に備えて食糧を調達しに行ったマチグヮで見付けた与那国米。

思わず買ってしまった…。

別に与那国でこの米を炊こうということではなく、どんな味かなという単なる好奇心から。

3kgで1,500円。

内地に帰ってきてから炊いてみたら、充分旨かったよ。
 
南牧場線をクルマで走っていたら危なく踏みそうになったカメくん。 祖納の集落を見下ろせるティンダハナタ展望台。

岩の下に手すりの付いた通路がある。

崩れそうでおっかない。
 
与那国島をほぼ直撃。 警報の嵐。 暴風雨の確率100%だ〜。 与那国島での54.8mの最大瞬間風速がNHKの全国放送で文字入りで取り上げられた。 軍艦岩。

台風の影響の荒波にもまれていた。
港の岸壁にも、防波堤の外から波が押し寄せてくる。

その様子を動画(213KB)でどうぞ。
 
 
車エビの養殖場が年に1回大掃除をするという。

池に残ったエビは持って帰っていいそうなんで、午後のダイビングを1本キャンセルして、YDSチームが有志で出かけた。
←の写真は既に水を抜き切って、底の砂もきれいにした池だが、↑は抜きかけの池。

写っているオーナーさん率いるYDSチーム以外にもたくさんの人が来ていた。

こうしてじゃぶじゃぶ池に入り、エビを探す。

が、そう簡単にはいかないので…。→
 
よく写ってないが、赤い服の人が電気ショックの棒を持っていてそれを砂にさしてスイッチを入れると近くにいるエビ1匹2匹が電気に驚いて飛び出てくる。

この人の回りにいれば効率よく捕まえられるということで大勢集まるが、人が多いとそれだけ競争率も高くなるので、考えようだね。
これが車エビ。

みんなで捕まえた分を合わせれば結構な量になった。

晩メシが楽しみ♪
捕まった車エビくんは、あわれ夕食のごちそうになる。

これでひとまず1人分。

まだ喰いたければいくらでもある。
自分で殻をむいて刺身にもできる。

が、エビそのもの味を楽しむなら、空揚げの方がいいとわんは思う。
 
2007/07現在、よしまる荘のロビーでは無線LANが使える。

速度はセキュリティソフトを有効にした状態で1.3Mbpsも出た。

これだけ早ければ普通にネットするには充分。


2016/07現在、各客室でWi-Fiが使える環境になっています。
 
気持ちよく晴れ! 日焼けでボロボロ。

2007年は特にひどかった。

年のせいもあるのかな。
とほほけきょ。
水着でカバーされていたところとそうでないところとがはっきりする。

もちろん手前がカバーされていた部分。
沖合に自衛隊の船。

何だか異様な光景。

与那国島は自衛隊の賛否に揺れている。

【追記】自衛隊は配備された。
西崎の沖を通る台湾のと思われる巨大な船。
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