石垣島:その7です。
 バニラとの統合により、路線を引き継ぐ形で、2019/12/26からピーチが成田〜石垣に就航した。
 その記念で航空券を「大安売り」したので無事にGETして、就航間もない成田〜石垣線を使って呑み友2人とサクッと行ってきた。

2020/01/16/-2020/01/20(やいまは01/17-01/19)


2020/01/16
旅の始まりは長野駅から。

呑み友2人は明日の朝
新幹線で上京するので、
ひとまずは俺1人での出発だ。
 
長野駅7番乗り場。

もうちょっとしたらバスが来るゾ。
 
長野駅前案内所内の
「出発便のご案内」。

バス自体は成田空港まで行くが、
俺は途中の京成上野まで。
 
ばすきたよお。

↑は、
分かる人にだけ
分かればいいですからね(笑)。
 
このクルマは車輌の真ん中に
トイレがあるタイプだ。

トイレのすぐ後ろの席にしたので
前席の客の背もたれが
目の前に迫ることがない。

圧迫感がないのだ。
 
独立3列シート。

最終の乗車停留所を過ぎても
空席がいくつかあった。
 
松本駅前にも停車する。。

距離と時間稼ぎか利用客目当てか、
わざわざ長野道・中央道経由で
東京方面に向かう。
 
 
2020/01/17
中央道の原P.A.で休憩をする。
 
暖冬とはいえ、
標高が高いし、さすがに寒い…。
 
定刻より早く京成上野駅に着いたよ。

さて、あり余る時間をどうしようか。
 
 
6〜7時間の余裕があるので、
まず山手線で大回りして東京に出て
適当に晴海埠頭行きの
都営バスに乗ってみた。

晴海埠頭はもっと賑やかなところを
想像していたが、
し〜んと静まりかえっていた。

この写真は、そのバスが銀座を
通っているときに撮影したもの。

「自転車以外の軽車両通行止め」
なんだけど、大都会の銀座に
荷車の絵の標識があるのが
おもしろかった。

後でネットで調べてみたら、
この界隈には多く設置されているそうな。

「時間帯が夜だから、
屋台を念頭に置いているのでは」
といった意見があったが、
なるほど説得力はあるね。
 
東京駅でしばらく時間を潰して
新幹線で上京した呑み友2人と
合流して、高速バスで成田に向かう。
満員の客を乗せて
やっと成田空港に着いた。

俺は普段は羽田を利用しているので、
成田はやっぱ遠く感じるわ…。
 
第3ターミナルにある
ピーチのカウンター。
 
また遅延だよ、全く…。 関空と同じで、LCC用のターミナルは
やっぱり「倉庫的」な安普請である。

これがなんかさ、わびしいんだよね。
 
 
搭乗口までの区間も「倉庫的」。

途中で外気に晒される部分もあったゾ。
 
成田発石垣行きのピーチ機。
JA818P A320-200
成田にて

【メモ】
200117のMM533便について、
15:06移動
15:31離陸
18:52着陸
18:56停止
実飛行時間は03h21m
(予定では03h20m)
 
写真はないが、飛行中、
「ただいま、エラブ島上空」という、
機長からの情報による
アナウンスがあったが、
正しくは「沖永良部島」である。

機長は、ついはしょってCAに
伝えたのかもしれないが、
それを客にアナウンスするなら
CAはきちんと正式に言うべきである。

ここいらへんが「ピーチ」か…。
 
無事に石垣島入りし、
バスで町なかに出て
「ホテルWBF マルシェ石垣島」
にチェックインした。

この宿は、「ペンションぱいらんど」
があった跡地だ。

人気のペンションだったが、
いろんな事情でこの場所からは
なくなった。再開する方向らしいが
果たしてどうなることやら。

行きつけの「南ぬ島」のすぐ向かい
なので、俺にとって便利は便利だが、
宿そのものは女子向けかな〜。
 
このホテルはフロントが
最上階の5階にある。

今回の部屋は、
バリアフリーの111号室。

6,100円ナリ。
ユニットバスもゆったりしている。

溜め風呂を楽しむつもりだったが、
シャワーとバスは結局使わなかった…。
 
荷物を置いて身を軽くしたら、
早速呑みに出る。

今回は、人気店の「ひとし」
の本店を予約していた。

人気店なのは知っていたが、
これまで訪れたことがなかった。
 
刺身盛り合わせ(3名盛)。
なんとこれで3,000円ナリ。

3名盛以上だと、
シャコガイとウニが付くよ。

まーさんまーさん。

旨くない魚は苦手という
呑み友の1人も旨い旨いと喰っていた。

よかった〜。

ひとし本店
 
近海鮪のハラゴステーキ。
580円ナリ。

腹身の部分のステーキだね。

味付けがちょっと濃かったので、
コメに合いそうだ。

ひとし本店
 
3人でさんざん呑み喰いして、
へろへろくんになって
730近くのファミマに寄る。
お夜食。

宿であっという間に喰っちまった。

そして、今日の画像整理をしていたら
いつの間にか沈没してしまった(笑)。
 
 
2020/01/18
おっはよ〜ん。

7時の開店と同時に
「かみやーき小」でかまぼこを
買い込み、呑み友は鳩間島へ向かう
…はずだったが、時化で欠航!

ってことで離島ターミナルで
かまぼこなどの朝メシを喰いながら、
今日の宿を無事に押さえた。

730交差点周辺の下水臭が
強かったのが残念。
観光客にマイナス評価を
付けられちゃいそうだ。
 
俺は天気がよければパナリにでも
行こうと思っていたのだが、
空模様が今イチなのでヤメた。

結局、3人とも今日は石垣島で
過ごすことになったので
これまで何回もお世話になっている
「石垣島レンタカー」でクルマを借りた。
当日返しで4,000円ナリ。

俺は朝、かまぼこを喰いながら
オリオンを呑んでしまった
(この時点では、まだレンタカーを借りる
方向にはなっていなかった。)ので、
クルマの運転はできない。
 
呑み友(先輩)に運転をお願いし、
後ろの席でフンゾリかえっていた(笑)。

島内ドライブにGO!
まずは、サザンゲートブリッジを渡って、
人工島にいるにゃんこしぇんしぇ〜に
会いにきた。
コイツは「やんのかゴルァ」
みたいに写っているが、
実際は人なつっこく、
ただカメラに向かって
歩いてきているだけだよ。
 
 
このどらねこは目つきが悪い
写真になっているが、
それはシャッターのタイミングで、
実際はぼ〜っとしたヤツだ。
なに考えてんの? 人工島から西へ進み、
「石垣の塩」の製造元にやってきた。

店の主人が塩を熱く語る。

ここいらでポツポツあたってきた。
とほほけきょ。
 
 
お約束の川平湾。
天気が悪くても一応きれいだね。

雨も上がり、思いがけず
ビーチコーミングをしたが、
貝類はほとんどなかった。
 
川平の売店で売っていた
ブルーシールのアイス。

サトウキビのシングル。
300円ナリ。

俺はコーン派。
 
周りは寒いけど、これはこれで
ちべたくてま〜さんよ〜。
 
 
川平から米原に向かう途中に
ヒカンザクラ(緋寒桜。カンヒザクラとも。)
の自生地があるので寄ってみた。

何と、国の天然記念物だって。
説明書きがあるが、
写真をここまでちっちゃくすると
読めないよね(笑)。

説明書きの左右の赤瓦の
デザインを見逃してはいけない。
 
駐車場が整備されていて、
そのすぐ近くから、
山に入れるようになっている。
 
入ってすぐにこの札があった。
 
札が立っていた木の葉っぱ。

ヒカンザクラは開花前は葉をつけない
はずなので、果たしてこの木が
そうなのか?
さらにケモノ道を進むと
やがて柵に辿り着いた。

動物園臭がしたので
この近くに牧場でもあるのか?

結局、約300本あるという
カンヒザクラはよく分からずに
終わってしまった。

【後日追記】
どうもこの柵を越えた先だったようだ。
 
この冬はあったかいから
例年2月の開花が早まっているかと
淡い期待を寄せていたが、
つぼみを確認することができず、
いくら何でも早かったようだ。

花盛りのときならすぐ分かるのにね。
またいつか見てみたい。

できればオリオンの「いちばん桜」を
呑みながらね。
 
 
米原の集落からちょっと南に入ると
ヤエヤマヤシの群落がある。

こっちはちゃんと道が整備されていた。
ヤエヤマヤシ

石垣島と西表島の固有種で、
この1種で1属だそうな。

スコーンとまっすぐ高く伸びている。
 
根っこはフサフサ。
 
さて、米原から島の南部に出て、
「サンエー石垣シティ」
でお土産などのお買い物。

ちょうど、台湾からのクルーズ船が
入港していて、台湾のみなさまが
たくさん来店していた。

この店のすぐ近くにドンキホーテや
エディオンがあるので、
そことセットで回る人も多いみたい。

台湾語が飛び交う中、
特に姦しい家族がいたので、
「ったく〜も〜」と思ってよく聞いたら
関西弁だった(笑)。
 
せっかくなので
「タウンプラザかねひで石垣店」
にもごあいさつ。

こっちは台湾の人はいなかった。

そろそろクルマを返そう。
「南の島」の近くの発泡スチロールの
箱の上で寝てたどらねこ。
 
今晩はお馴染みの「南の島」
で呑むのだ。

ピリ辛卵焼き
630円ナリ。

値段の割に量がかなり多くて
大好きなのだ。

この写真は、数切れつまんでから撮影。

南の島
スク豆腐
510円ナリ。

これも他店に比べると量が多い。

まーさんまーさん。

南の島

※結局、既に入れていた三合瓶の残りと
新たに入れた三合瓶も空けてしまい、
さらに1本入れておくように頼んで
会計した。いや〜呑んだな〜。

けど、まるまーさんだったから大満足。
 
〆は、イカスミソーミンチャンプルー
750円ナリ。

明日の自分の「作品」の色が楽しみ
だったが、この1皿を3人で分けて
食したので、朝の作品の色は
「ちょっと色づいた」という程度だった(笑)。
 
南の島
 
楽しく呑んでファミマで買い物をして、
タクシーで呑み友をホテルに送り、
俺は常宿の「さくま」に泊まる。

すっかり馴染みの宿なのでホッとする。
 
簡単にシャワーを浴びて、
画像整理していたら、
昨日に続いてまた沈没してしまった。
 
 
2020/01/19
さてさて、もう石垣島最終日。

また7時に「かみやーき小」に
かまぼこを買いに来る。

この時期の石垣島は、
7時でもほぼまっくらけ。 
呑み友も合流したが、
7時になっても開かない。

俺らの他にも地元のベテランねーねー
が開店を待っていたが、
なかなか開かないので店に電話して
「もう7時よ〜」といって
無理矢理開けさせた。

確かに、ガイド類では6時開店
となっているものがあるからね。

2020/01現在、7時開店だからね〜。
「かみやーき小」で買い物をしている
間に夜が明けた。

離島ターミナルに向かい、
呑み友は小浜島へ渡る。

今日はいくらか晴れそうなので
きれいな海が見られるといいね。

※「かみやーき小」のお店での
買い物は時間がかかるからね。

既に包装された商品をポンと
買うのではなく、
注文してから袋に詰めてくれるので
急ぐ人は時間に余裕を見てね。
 
 
呑み友2人を乗せた安栄観光の
高速船「サザンイーグル」は
小浜島に向かって出港していった。
 
俺はてれてれと「さくま」に戻り、
昨日の夜食に喰うつもりで
結局喰わなかった、ファミマの
大盛明太スパで朝メシ。
 
「さくま」をチェックアウトして、
荷物を置かせてもらって、
バスで空港に来た。

ここでレンタカーを借りるのだ。
 
 
航空機用燃料基地のENEOS。
 
空港の南側にレンタカー会社が
集まっている「ステーション」がある。
空港と「ステーション」は
無料バスが往復している。

が、俺は歩いたよ。
 
 
結構時間が飛ぶが、
レンタカーを借りて町なかへ戻り、
いろんな店を見たり、
ファミマでアイスをかじったり、
地元紙2紙と沖縄紙2紙を読んだり
目の前のクルマがパトカーに
捕まるのを見たり
しながら、小浜島に行った呑み友を
お迎えして、また空港へ戻ってきた。
 
空港には、地元の呑み屋の
「源」が入っていて、
ここでかる〜く呑む。
空港あったステンドグラス。

これは知らなかったな〜。
きれいだね。
 
手荷物検査場の通過にかなり時間
がかかってちょっと焦ったが、
チェックインしている客を乗せない
ことはないので(航空券には「乗れない
こともあるよ」的なことは一応
書いてあるけど。)、悠々と搭乗した。

このタイミングで雨が降ってきた。

石垣島が俺らに涙雨を降らせたのだ。
なんてね。
 
以前も食した桃味のシャーベット。

本来300円のところ、
「日頃のご愛顧に感謝」とのことで
30%OFFの210円だったので即決した。
機内でこれが210円ならいいっしょ。

ただ、フタに「ice cream」と書いてあるのは
不当表示に当たると思うよ。
「アイスクリーム」は定義があるからね。

ところで、呑み友が空港内に
コートを忘れてきたことが判明した!

今となってはどうしようもない。

ピーチの説明では、空港管理会社に
電話して探してもらったり
受け取りを相談して、とのことだった。
 
出発はちょっと遅れたけど、
ほぼ定刻に成田に着いた。

ボーディングブリッジじゃなく、
バス移動…。

石垣発成田行きのピーチ機。
JA804P A320-200
成田にて

【メモ】
200119のMM534便について、
17:55移動
18:04離陸
20:32着陸
20:38停止
実飛行時間は02h28m
(予定では02h30m)
 
成田空港の長野方面行きの
高速バスの案内表示。

「長野県」行きとなっているのが
おもしろいが、確かに茅野、松本
を経由して長野に行くから、
単純に「長野」行きとはしづらいね。
 
6番乗り場からの発車だが、
直前に千葉の稲毛海岸駅方面に
行くバスが重なっているので、
7番の乗り場を使った。
 
7番乗り場の「長野県」行き(笑)。
 
独立3列シートが並ぶ。

第3ターミナルから乗ったのは
俺ら3人だけだったから
ゆっくり撮れた写真。
 
うつらうつらしていたら、
京成上野駅に着いた。

この写真はJR上野駅。
 
     
2020/01/20
ちょっと寒い車内で過ごし、
定刻より10分ほど早く
長野駅に着いた。

寒いと思った時点で運転手に
車内温度を上げてくれるよう
頼むべきだったが、半分眠った
状態だったのでズルズルと
そのまま長野まで来てしまった。

「寒かった」という呑み友に
申し訳なかった。
【後日談】

呑み友が忘れたコートは
無事に見つかった。

よかったよかった。

で、受け取りは、翌月に俺が
与那国島に潜りに行くので
その時にってことになったよ(笑)。
駅チカの呑み友ん家に置かせて
もらっていたクルマに乗って、
そのまま出勤…の前に、
「すき家」でハラごしらえ。

大好きな「吉野家」は、
まだ営業していなかった…。

大して辛くない「吉野家」の七味の
クセでたくさんかけたら、
結構辛かった(苦笑)。

珍道中のやいまで、楽しかったよ〜。