石垣島:その10です。
 TOKYO2020が終わり、やっとハネを存分に伸ばせると思っていたら、「コロナ禍」だ。
 なんと、1番楽しみにしていた与那国島のD.S.が11月まで休業になってしまった。
 与那国島で別なD.S.も考えたが裏切り行為に当たる気がしたので、与那国島自体を今回はヤメにした。
 その代わりとして、ご無沙汰の石垣島川平と波照間島を入れた。
 さてどんな道中になることやら。

 ※今回から写真を2列化してみます。

2021/09/17/-2021/09/21・23-27


2021/09/16
 いつもなら高速バスで上京することが多いが、
今回は「あさま」の安いチケットがGETできたので、
俺としてはゼイタクに東京まで指定席で移動する。

写真は、長野駅の金沢方面のホーム。
既に到着している「はくたか575号」金沢行きが、
長野で「かがやき517号」金沢行きに先を譲る。
 
 東京で山手線に乗り換え、浜松町でモノレールに乗り換えた。
天空橋でほとんどの乗客が降りてしまい、
最後尾の車両から先頭車まで「抜けた」。
   
 夜食の「アジフライ&鷄から弁当」。
長野のローソンで、500円が半額だったのでGETした。
841kcalもある…。
 
 コロナ禍前なら「寝床」を探すのに苦労する
羽田空港第3ターミナル(旧:国際線ターミナル」)。

気味が悪いほどにガラガラだった。
でも、24h開いているので、ここで仮眠できる。
 
   
2021/09/17 
さて、朝になり、ターミナル間無料連絡バスで
第1ターミナルに移動した。

JAL971便でやいまに向かう。
いつものJTA071便として予約していたのだが、
割と直前になって便名などの変更のメールが来た。

JTAじゃないとテンションが全く上がらない…。
あの、機内に入ったときから感じるオキナワが大好きなのに。

このご時世でいつもといろいろが違う。
でも、それを経験しておくのも何かに活かせるんじゃないかと思う。

写真は、石垣空港にて。
羽田では正面からしか撮影できなかったのだ。
 
雲のない富士山がきれいに見えた。

【メモ】
210917のJAL971便について
B767-300 JA610J

06:53移動
07:08離陸
09:59着陸
10:01停止
実飛行時間は02h51m
予定は02h37m

石垣空港着陸寸前の急な雨による視程不良により、
急遽着陸をやり直したため、予定より15分ほど時間がかかっている。
 
   
石垣空港に着陸寸前の様子。
雨が降っているところと降っていないところがハッキリ分かる。

かたぶい(片降り)というやつね。
 
石垣空港から上昇したら、もう晴れている。
着陸のし直しのお陰?で、市街地と竹富島の写真が撮れた。
 
 
眼下の雲に自機の影が映る。 無事に石垣空港に着いた。
路面はビショビショだ。
 
   
迎えに来てくれていたクルマで
川平地区にあるD.S.「ばがーじま」に移動する。
 
D.S.と民宿「大浜荘」を併設している。
 
ちゃちゃっと用意してすぐに出港する。

透視度は25mほどか。
なかなか気持ちいい。
 
カンザシヤドカリがちょこんと顔を出している。
 
鮮やかで俺が大好きなクレナイニセスズメ。

前から見ると宮川大輔さんに似てると思うのは俺だけ?
 
川平湾でニシキテグリを探しているときにいたタマカイ。
60cmぐらいありそうなでっかいヤツ。

ふてぶてしくて、正面から近付いていってもなかなか逃げない。
喰ったら旨いらしいので、捕まえちまうゾ(笑)。
 
   
じっくり探すと何匹か見つかったニシキテグリ。
目の周辺部がやたらとでかい。

「マクロ派」のみなさんは、そこそこ流れがある中で
オスやメスやヒレの具合なんてことを考えながら
何枚も何枚も何枚も撮っていた。

俺はテキトー(笑)。
 
ついでに見てきたアカククリの幼魚(というより若魚。)。
白い横線が出始めている。
 
サンゴの間に群れて隠れながらも、流れの上流方向にきれいに向く
イトヒキテンジクダイ。
 
ダイビングが終わり、ハラが減りまくっている。

「大浜荘」の晩メシ。
ウワサどおり、なかなかの量だ。
しかも旨い。

最初見たときは「ジューシーは全部喰えるかな」
なんて思ったけど、難なく完食してしまった(笑)。

普段なら、メシの後は楽しいダイビング話に花が咲くらしいが、
今はガマンで、すぐに部屋に戻り、画像整理などをして沈没してしまった。
 
 
2017/09/18
内地より約1時間遅い夜明。

国際線の飛行機が北に向かって飛んでいた。
 
06:38
お天道様がおはようさん。

写真左上に庇が写り込んじゃったけど、そのままにしとく。
 
   
「大浜荘」の朝メシ。

朝から結構な量があるところが
与那国島の「よしまる荘」と違うところだ。
 
元気に1本目の出港!

いいお天気。
   
EN直後にウメイロモドキがこんにちは。
 
魚礁のようなところで遊んだ。
   
もうとっくに行ってしまった台風14号によるうねりがまだ入っていて、
2本目は米原の比較的うねりが少ないポイントに来たが、
どこの店も考えることは同じで、まるでマンタポイントみたいな盛況ぶりだ。
 
EN直後にてぃだを見上げる。

水面は穏やかなんだが、うねっている。
 
今日は400万画素の古いデジカメだが、
そこそこきれいに撮れるもんだね。

この写真は、あえてストロボを炊いていない。
 
メガネゴンベ
 
ハナミドリガイということだったが、
柄や胴体の長さがちょっと違うような気もする。

個体差か???
 
キノコみたいなサンゴ。

それだけです。
 
川平湾に戻って昼メシ。

まるでお店のお弁当のようだが、
「ばがーじま」のユリエさん製。

まるまーさんよ〜。
 
コロナ禍とはいえ、石垣島はもとより
川平にもひっきりなしに観光客が来る。
こういうおねいさんはダイビングはしないんだろうな〜。

それにしても、石垣島の観光客ってちゃらいのが多いね。
ヤンキーのカップルがグラスボートに乗ってたりすると
似合わね〜な〜って思う。

野郎っこは夜のコトしか考えてないような気がするよ(笑)。
 
 
ありゃりゃ、3本目の出港の頃から、雨になっちゃった。
 
サンゴの赤とのコントラストがきれいな
ミゾレウミウシ。

うにょ〜んと動いていた。
 
 
写真はないけど(動画で撮ればよかった。いつも後悔するんだ。)、
3本とも、うねりと底揺れで疲れたダイビングだった。

D.S.に戻ってシャワーを浴びたら気持ちよくなり、
部屋で大の字に寝っ転がったらそのまま沈没してしまい、
夕方のログ付けをすっ飛ばし、起きたのは約2時間後の
晩メシの少し前だった。
「大浜荘」の晩メシ。

今晩も完食!

今日はなんと酒を呑まなかった。
ダイビング後に呑まなかったのは恐らく初めてじゃないかな〜。
 
 
2021/09/20
おはようさんです。

今日も晴れそうで、いいね。
 
「大浜荘」の朝メシ。
 
穏やかな川平湾。
 
米原で1本目のEN。
 
イエローボクサーシュリンプ。

勇ましい名前だね。

珍しいらしい。
 
ヒトデヤドリエビ?

バックの黒いのはナマコ
(オオクロシカクナマコ?)。
 
クビアカハゼ。

もうちょっと光量があるときれいに撮れるんだけどね。

ハゼの尻尾のところに、石ころをよっこらしょと持ってきた
テッポウエビがこんにちは。
 
ハタタテハゼ。

フツーにいすぎてベテランダイバーは見向きもしないけど、
俺は好きだよ。
 
ミカヅキコモンエビ
 
ミカヅキコモンエビ。

原版をトリミングしている(拡大はしていない。)。
ピントが甘くブレてもいるが、400万画素のデジカメなので、
まあ許しておくれ。
 
 
カクレエビの一種?
 
お昼。

容器からしてまるで持ち帰り弁当のようだが、
これもユリエさんの「ユリ弁」。

これもまるまーさん。
 
 
さあ、俺の石垣島でのラストダイブは、
超浅場でのマクロ大会!

浅場なだけに透視度も低く4〜5mってとこ。
 
アカメハゼ
 
オトヒメエビ(よく分かんないね。)。
 
ピンクのオオモンカエルアンコウ。

エスカはなかったような…。
そんなことあるか?
 
 
ダイビングが終わり、
市街地の常宿の民宿「さくま」まで送ってもらった。

ちょっと休憩してから、ファミマに晩メシを買いに行ってきた。
 
やいま3日目にしてやっとオリオンにありつく。
この1本だけでかなり回った。

※どーでもいーけど、呑まなかったもう1本を
宿の冷蔵庫に入れておいたら、
他の関西系グループの客の誰かに呑まれちまったい。
 
 
〆に毒を喰う。

体にゃ悪いんだが旨いんだ(笑)。

容器のフタを半分までしか開けていないのはもちろんわざと。

喰い終わったらしっかり洗って、
海中で拾った収穫物の保存容器にする。

そのため、ある程度の大きさと深さが必要だったことから、
これを選んだのよ〜。
 
さて、明日20日(月・祝)は、本来なら新城島の
上地島に「パナリ観光」で行くはずだった。

しかし、ツアーの最少催行人数である2名に達しなかったことから
(つまり、申し込んだのは俺だけ。)、キャンセルになってしまった。

なもんで、明日1日ぽっかりと空いてしまったのだよ。

急遽どこかの店でダイビングでもしようかとも思ったけど、
このページを作りたかったし、画像の整理などもしたかったので、
予定を入れないことにした。
 
2021/09/20
7時を過ぎて、「かみやーき小」にかまぼこと、
何か朝メシになるものを買いに出かけたときに、
なんとなく行きつけの「南の島」の横を通ったら、
緊急事態宣言の関係で夜の営業をやめていることが分かった。

昼は2時間だけ営業しているとのこと。

あぶね〜。夜に来ようと思ってたんだ。
昼って、これから内地に帰るまでの約1週間、
来られるのは、ぽっかり空いた今日だけだ…。

そんなの前もって店に確認しとけばいいじゃね〜か
と言われそうだが、俺は1人の場合はそういうことをほとんどしない。
基本的に行き当たりばったりなのである。
 
お買い物が終わって「さくま」に戻る途中で見つけた看板。

髪を切るにはハサミが要るからかにさんに登場願ったのか。

かにさんの手の片っぽがクシになってら(笑)。
小さいカニさんは左右ともハサミだね。

クシの横に黒いハサミを配しているのはなんでだ?
 
朝メシ。

かつ丼のカツは、まあ450円ですからねって感じ。
「かつや」を見習ってくれると嬉しい。

茹で卵は「蒸し卵」として売っていたが、
結局完熟のポクポクしたヤツだった。フツー。
でも1個30円はとても良心的だと思う。
 
今日しか来られないお馴染みの「南の島」。

いつものにーにーやママさんもいて、
「お帰りぃ」と言ってくれる。

涙が出そうになる。
 
売上が厳しいに間違いないお店に少しでもカネを落とそうと、
これまで頼んだことのない「石垣牛焼肉定食」1,500円ナリを頼んだ。

お肉は、そりゃ専門店の質ってワケにはいかないけど、
10切も付いている。

さっき、遅めの朝にかつ丼やかまぼこを喰ったのに、
あっという間に平らげちまった。

コロナ禍に負けないでね。
また来るからよ〜。
 
 
   
2021/09/21
石垣島での朝メシは
誕生から50年と2日を迎えたカップヌードル。

50周年+1日である19日に買ってあったんだけど、
喰う機会を逃していた。

どうせならのメシは大盛UFOではなく、
こっちにするべきだったと、ちょっと後悔(笑)。

これから波照間島へ渡る。
その模様はこちら
 
 
   
2021/09/23 
波照間島から戻ってきて、
いったん「さくま」に帰って、
バスで「サンエー前」まで来て、
「DAISO」でお買い物。

何をするかというと…→。
 
マスクの上にかける老眼鏡作り。

実は、この旅の最初に石垣島で潜ったときに、
なんと同じ長野市から来た先輩ダイバーが、
マクロ対策として、100均グッズを利用・加工して
ルーペ的なものを作って付けていたのだ。

俺も、残念ながら老眼で、マクロ撮影では目のピントが合わないまま
シャッターを切ることがフツーなので、この方法が気になったのだ。

今回の次のダイビングはもう来年になるはずなので、
それまで待たずに、今回老眼鏡を作って使ってみたい。

そのため、本来は波照間島から午後にフェリーでのんびり
石垣島に戻ってくることにしていたのだが、この工作をしたいがために
急遽午前中の高速船で戻ってきて時間を作ったということ。

ひとまず試作ができればいいので、
荒っぽいやり方ながら何とか作ってみた。

明日からの黒島でのダイビングで実験くんしてみたい。
 
 
サンエーで1,000円以上お買い物をしてレジで頼めば、
お店と離島ターミナルを結ぶワンボックスのシャトルバスの往復乗車券をくれる。

もちろん使うわけはなく、コレクションだ(笑)。
 
写真右上のイカ以外はサンエーで買ってきた刺身で乾杯!

オリオンはサンエーのデザイン缶。
グラスは、またもやペットボトルを切断した下部を使っている。

石垣島産というカツヲの刺身は、内地のグズグズしたのよりは
さすがに品質が高いが、与那国で食すホントに獲れたてのものには
到底かなわないね。

ぐだぐだと呑んで、早めに寝るゾ。

今日は無料のエアコンが気持ちよく効いているので、
何の心配もなく(笑)寝られるよ〜。
 
 
2021/09/24